◆はじめに◆
当頁掲載のZOIDS-ICONの総数は、現在当初の目標で有った1000種類を越えて更に拡充を目指しております。
(2011年01月現在)
ZOIDS-ICONの製作に携わって居る管理人Wは現在、ネオブロックスのアイコン化に取り組んで居るようです。
此の頁の文章をしたためて居る私、管理人Hも今や『ヒトの事は云えない』気がしますが、少し前に
「よく、此んなに種類を手掛けたものだよな……途中で切り上げようとは考えた事は無いのかい?」と問い掛けました。
其の時にWと交わした内容をかいつまんで対談形式で書き記してみました。
(勿論、壱字壱句を覚えている訳では有りませんが…)
◆ 【ZOIDS-ICON】 ◆
「よく、こんなに種類を手掛けたものだよな…途中で切り上げようとは考えた事は無いのかい?」 | |
「言う迄も無く何度も切り上げる事を考えたに決まってる。
およそ3回位は切り上げを意識したタイミングが有ったな。」 |
↓
「どんな理由で?」 | |
「ん? …別に、理由も何も自分的に、もうこんなトコロで良いかなと勝手に思い立っただけだ…」 |
↓
「しかし、そう思ったのには何かのタイミングも在ったのだろう?」 | |
「まぁ、有りがちだがストーリーや商品展開で何かの区切りが在った時だ……
切り上げが壱番最初に頭によぎったのは電動ブロックスが出てきた時… …アイコン作成はココ迄で良いかな…と思った。」 |
↓
「ナンでまた?」 | |
「物語設定だな…
其れ迄のブロックスは俺の中では組換えは工場内で行なっているのであって、変形マシンでは無かった…。 例外的にレオストライカーやスティルアーマーが既に存在したが、自分の中では簡易施設で クレーン等を使って組換えをしているモノと補完してたし……まぁ何だ、ボタン壱つ押したら、 空中分解した後に自動で変形完了と言うのが気に入らなかった… 旧バトスト好きだったからこそ紙壱重で守って来てた(?)リアル戦記物としての瓦解を感じて当時は かなり凹んだもんだ。」 |
↓
「では、またアイコン化を再開した切っ掛けは?」 | |
「ディメトロプテラとジェットファルコンだな。頭部だけなら随分簡単な造形だろ?」
「通常の点描作業に比べるとチョチョイと仕上がった。 そう成ると、まぁ此の際だしレオゲーターもついでに! …という具合だ。」 「ワイツウルフの頭部も、線はなぞり易かったしな…」 |
↓
「次のフューザーズシリーズは基本的に既存アイコンの色変え作業で済むから
サクサク作って行く内に筆を置こうとして居た事をスッカリ忘れてたって所だな?」 | |
「まぁそんな所だ…。 メタリック処理はHん家のイラストソフトを応用すれば簡単だったし…」 | |
「途中で少し手伝わされて迷惑もしたけどね」 | |
「今は兎も角、あの頃はホントに宝の持ち腐れだったろう?
Hがソフトを触る入口を提供したんだ、逆に感謝して貰わにゃ」 |
↓
「……で、次の転機は?」 | |
「バイオゾイドとデッドリーコングは最初はホントにアイコン化しない心算だった。
バイオは月並みだが『こんなのゾイドじゃないやい!』 てな感情から…… デッドリーに至ってはT○MYの商品展開の方針に対する沈黙の抗議で手掛けない心算だった」 | |
「Wがアイコン作成しなかった所で其れが何の抗議に成るのかは知らないが、
そう言えばデッドリーコングに就いては随分辛口で愚痴ってたなぁ……」 | |
「まずアイアンコングをデザイン的にもギミック的にも減退させておいてあの値段設定は気がふれてるだろ?
あの頃は後年とは違ってメインユーザーは子供らだった筈だ… ギミックとしてもデッドリーコングの目玉設定の壱つである筈の背中の棺桶……。 開けた時の絶望感を想像すると胸が痛むね!」 | |
「デザインの価値観は人其々だとは思うが、棺桶の中身に就いては組み立ててる途中で気付くだろ?」 | |
「いや、判らんぞ…
俺は昔、NEW改造セットを売り場で見た時はパッケージの大型ゾイドが総て入っていてナンと此の値段! と狂喜していた……子供の都合の良い思考回路は時代が移ってもそうは変わらんだろ…」 | |
「其処まで都合良く考えるのはWだけでは……ってギミックの話じゃ無くないか?」 | |
「更にはアイコンの話でも無くなってる…
まぁ言葉は悪いが『ファンだったら、どんな仕上がりでも歓ぶんだろ?』 …みたいな思惑が垣間見れる様でゲンなりした。」 |
↓
「相変わらずキツイ意見だな……で、結局はアイコンを手掛けたのは何故?」 | |
「デッドリーはいまだに許容出来ている訳じゃ無いが、主人公サイドが壱体だけ欠品というのでは
締まりが悪かったから…惰性だ惰性…!」 |
↓
「…バイオゾイドは? 此れも許容外なのか?」 | |
「イヤ、今は結構気に入ってる。
アイコン化する際も生物的なラインが従来の作成過程とはまた違った感覚で中々面白かったし…。 何でも食わず嫌いは良く無いな」 | |
「アイコン化に於いて食おうと思った切っ掛けは?」 | |
「限定版が出ただろ、あの光るヤツ!
元々アイコン作成するに於いて『色違い』は魅力的に感じられるんだ…ベースを壱つ造れば、 そう労しなくても2種、3種と数を稼げる。 更に暗所発光の仕掛を施せるという点からも制作魂を刺激された…」 |
↓
「もともと、あの仕掛(暗所発光)を提案したのは自分なのだが…?」 | |
「……。
最後の分岐点はネオブロックス…。 此れはストーリーも全く別物と言っても良い位の仕切り直しだったし第壱、其のストーリーの稚拙な事! 絵に書いた様な勧善懲悪な設定は今日日の眼の肥えた学童には鼻白まれるんじゃ無いかと憂いたもんだ… …生け贄を求めてって(苦笑)」 |
↓
「でも実際はネオブロックスのアイコン作成には手を着けているんだろ?」 | |
「頭部のデザインはそんなに悪かないだろ?
『色違い』も多いし……其れに此処まで作って来たなら、コンプリート迄あと壱息っ! …と成るのが人情ってモンだろ」 | |
「ギネス申請でもするのか?(笑)」 | |
「所で、何で急に此んな辞める切っ掛けみたいな話を振って来る?」 |
↓
…………。 |
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※ZOIDS-ICONの原版は「10年後も好きですか?:管理人 はねがる様」から転用させて戴いています